新たなレポートに取り組みました
今度は「密教入門」のレポートに着手しています。
前回の密教学概論の流れで簡単にできるかと思いきや、
さらに難解な部分にも踏み込まないといけないため難儀しています。
それでも前に読んだテキストや参考文献に戻ると、今度は少し分かってくるから不思議です。
一応、今読んでいるものを覚書きとして載せておきます。
レポートの最終提出日が12月15日。
あと4本は書きたいのですが、間に合うのか微妙なところです。
そして年末年始の休み中に試験レポートをまとめて仕上げる予定でいますが、
果たして予定通りにできるのでしょうか〜・・・。
今年は学習ペースが分からず、出足が遅れてしまいました。
今回の反省を生かして来年はスタートダッシュをはかるつもりです!
論文検索をやってみた
論文の書き方の本などを読んでいると必ず出てくるのが先行研究です。
自分がやろうとしている研究を誰かがすでにやっていないかを調べる必要があるのですね。
もしそれを知らずに発表なんぞしてしまったら、盗作疑惑をかけられてしまうそうです。
怖いですね。
研究はオリジナルでないと全く価値がないということなんです。
それほど重要なことなんだというのを今更ながら知り、自分のやろうとしているテーマの先行論文があるのかを調べることにしたわけです。
CiNiiという論文検索サイトがあるのでさっそく検索してみました。
そうしますとちょっと近いような内容のものもありましたが、すっかり同じものはなさそうでした。
全く同じものはダメですが、少しでも新発見があるものならOKです。
いくつかをピックアップして、今後の参考のために読んでみようと思います。
データを集めるようなタイプではなく、この分野って文献の解釈に関する論文になるんですよね〜。
つまりそれは原典の読み込みに全集中!しなければなりません。
鬼滅風にいうと「書の呼吸!壱の型、漢文読解!」(全く強そうではない!?)といったところでしょうか・・・。
ようやく密教学概論のレポート完成!
密教学概論のレポート4つ、やっと完成しました!
今回は時間がかかりましたが、その分何回もテキストや参考文献を読んだせいか、もの凄く理解が深まった気がします。
いつもは弘法大師空海の原典を参照するときにはこの全データが入っているCD−ROMを使いますが、
今回は時間に余裕がなくて少ししか使いませんでした。
その代わりに他の本はいろいろ参考にさせていただきました。
↑ こちらの『十巻章』の解説本は分かりやすかったです。
↑ こちらのビギナーズシリーズは初心者向けなのでとても読みやすいです。
本来なら原典の漢文を自分で訳して読むのが一番の勉強ですが、
最初に口語訳で意味を把握してから、原典に戻るのもありかなと思います。
↑ こちらには主に『秘蔵宝鑰』について、とても格調高い解説が読めるのですが、私には難しくてよく分かりませんでした。
もう少しレベルアップしたらまた挑戦してみようと思います。
この空海の晩年の著書である『秘蔵宝鑰』といえば、
序文は何度読んでも味わい深いんですよね〜。
「悠々たり、悠々たり、はなはだ悠々たり」から始まる文章はリズミカルで大好きです。
有名な「生まれ生まれ生まれ生まれて、生の始めに暗く、死に死に死に死んで、死の終わりに冥し」では、
人びとがただ輪廻転生を繰り返すことに対して「そんな生き方しててええの?」と嘆いているようですよね。
平安時代初期にもっと自分のこころと向き合って生きようと説いているのですが、
現代にもその考えは十分通用するのではないでしょうか。
いずれにしてもまだまだ相当読み込まなければ理解できない世界ではあります。
後期授業料が引き落とされました~
後期授業料として
¥175000
が今朝引き落とされました~!
このお金を無駄にしてはいけない!と
気持ちを引き締めました。
決して安くはない金額ですが、通学制に比べればリーズナブルではないでしょうか。
もっとリーズナブルなのは放送大学の大学院で、2年間で
¥466000
なのですよ。
もっと研究科が充実していれば迷わず行っていたかもしれません。
通学制の大学などは年間で50〜100万円かかることを考えると、
やはり通信制はありがたいです。
それにしてもイギリスなどに比べると日本はまだまだ遅れています。
コロナをきっかけにもっといろんな大学が通信制にチャレンジしてくれないでしょうかねぇ〜。
今日のランチは職場の近くでマグロ丼セットをいただきました。
学習支援の動画
本日、今年の分の学習支援動画が配信されました。
家で拝聴できるなんてありがたいですね。
さっそく朝から見てみました。
「学術論文の書き方」
私もそろそろ取り組まないとなーと思っていたので、グッドタイミングでした。
具体例を示しながら話していただいたので、今までモヤモヤしていたことが分かったような気がします。
レポートの提出が一段落したら、テーマを本格的に絞り込んでいかないとヤバいです。
そして今年度中に担当の先生に相談したいですね。
そういえば8月末に提出したレポートの評価がまだ来ていなかったのでメールで問い合わせをしましたら、
担当の先生は体調不良のようで少し時間がかかるようです。
その先生は大丈夫なのでしょうか?心配ですね。
今は完成しそうなレポートを2800文字くらい書けたので、
あと1000文字頑張って書こうと思います!
鬼滅の刃を観て感じたこと
コロナになってから映画館はずーーーっと自粛していましたが、
ついに今話題の「鬼滅の刃」を観てきました!
Amazonでアニメ版を見たときも思いましたが、
このアニメって死を意識して、一生懸命生きていこうみたいな感じですよね。
鬼になって強くなれば永久的に生きていけるけど、
人間として最終的に死が待っているからこそ、
命の重みが分かるし、全うしようとできる・・・
というメッセージが込められているんじゃないでしょうか。
これは死生観を養うための道徳的なアニメなのかもしれないと、
勝手に思いました。
そもそも主人公の炭治郎は子どもながら、すでに悟りを得ているんじゃないかと思えるほど、
慈悲の精神が半端ないんです。
友達や妹のためなら何でもする、自分よりは相手のためにというこころの持ち主だし、
映画の主人公的な煉獄さんもまた素晴らしい人物でした。
これを見た子どもたちが、命を大切にしようとか、
人のために何かできることをしようと思えたらいいですね。
慈雲尊者の仏法
今日からNHKラジオ第2で「慈雲尊者の仏法」が始まったので拝聴いたしました。
実は夏頃に興味があって本を買っていたんです。
そしたらこの本を書いた方がラジオで分かりやすく解説していただけるとあって、
早速朝から聴いたのでした。
今日は慈雲尊者の生い立ちのお話でしたが、
次回からはこの十善法後についてお話していただけるようです。
この慈雲尊者という方は江戸時代中期に大阪で生まれ、
真言宗の僧侶となりましたが、原点は釈尊の教えだということです。
だから釈尊が説いた十善戒をわかりやす法話にしたこの「十善法語」が代表的な著書となるわけですね。
他にもサンスクリット語の研究家としても、海外から評価されるほど優れていたそうです。
今回のお話で心に響いたのが慈雲尊者のお母様が、非常に見識のある方だったということが残されている手紙からわかるという事でした。
ですからこの慈雲尊者の活躍の陰には、お母様の影響が少なからずあるのだということですね。
子は親の姿を見て育ちますから、見られても恥ずかしくない生き方をしないといけないなぁ〜とあらためて思いました。