少子高齢社会を生き抜くオバサンの勉強日記

2020年4月から通信制大学院で勉強してます!

鬼滅の刃を観て感じたこと

コロナになってから映画館はずーーーっと自粛していましたが、

ついに今話題の「鬼滅の刃」を観てきました!

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Amazonでアニメ版を見たときも思いましたが、

このアニメって死を意識して、一生懸命生きていこうみたいな感じですよね。

鬼になって強くなれば永久的に生きていけるけど、

人間として最終的に死が待っているからこそ、

命の重みが分かるし、全うしようとできる・・・

というメッセージが込められているんじゃないでしょうか。

これは死生観を養うための道徳的なアニメなのかもしれないと、

勝手に思いました。

そもそも主人公の炭治郎は子どもながら、すでに悟りを得ているんじゃないかと思えるほど、

慈悲の精神が半端ないんです。

友達や妹のためなら何でもする、自分よりは相手のためにというこころの持ち主だし、

映画の主人公的な煉獄さんもまた素晴らしい人物でした。

これを見た子どもたちが、命を大切にしようとか、

人のために何かできることをしようと思えたらいいですね。

 

 

出羽三山神社の階段に負けた〜

本日、わざわざ仕事を休んで出羽三山神社まで行ってきました。

その訳は・・・

5のつく日にしか購入できない限定バージョンの御朱印帳のためなのですよ。

寒くなる前に早く行かねばとは思っていたのでようやく行けて良かったです。

出羽三山神社の駐車場に8時30分には到着したら、もう何人かいました。

さっそく参道の手前で御朱印帳をゲット!

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五重塔のデザインで超カッコいいなぁ〜!

重厚な感じに見えますが、プラスチック製でしょうかね。軽いです。

中も銀色の文字なんですよ。

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山頂に出羽三山神社があるのですが、

途中にはたくさんの小さい神社があります。

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それぞれ学業とか農業などにご利益があるようですよ。

そして国宝に指定されている五重塔があるんですね。

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そこからはひたすら階段を登るのですが、非常に大変でした。

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こんな階段が2kmも続くのです〜!

途中、酸欠で意識が遠のきそうになってやばかったですし、最後のほうは足が上がらなくて自分の体の衰えにびっくりしてしまいました。

5年くらい前にはよく登山をしていたので、その頃だったら簡単に登れたと思いますが、

今回は完全に負けました〜!敗北感MAXです。

なんとか頑張って登っていると上のほうから螺貝が聞こえてきて、ようやく登り切れました。

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せっかく来たのにちょうど外側の改修工事の真っ最中でした。

中ではお経を唱えていました。

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別の角度から見ると見事な茅葺き屋根ですね。

この出羽三山では毎年8月末に1週間山に籠る山伏の修行をやっているので、

私も挑戦したいなと思っていましたがとても無理だということが分かりました。

 

ちなみに出羽三山とは、羽黒山・月山・湯殿山のことで、

今日登った羽黒山にこの三つを習合した神社があるのです。

なぜかというと羽黒山は414mですけど、月山・湯殿山はそれぞれ高い山なので冬は登れないです。

なのでこの羽黒山でお参りができるようにしてあるわけですね。

あと昔はお寺だったのですが、江戸時代に神仏習合されたという複雑な歴史があります。

だから五重塔があるのか〜と納得。

湯殿山の御本尊は大日如来ですか〜。真言宗ですね。

他は天台宗らしいです。

 

さて今回こんなに苦労して登りましたが、実は山頂近くまで車で行けるんですよ。

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駐車場にはお食事処もありました。

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トイレは100円以上寄付します。

 

羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世を表すとされており、

修験道では死と再生の意味を持つ「三関三渡」と言うそうです。

全部お参りすれば、生まれかわれるということなのでしょうか。

今年はもう無理そうなので、来年はぜひとも月山と湯殿山に登りたいと思います。

それまでに体力をつけないとダメですね。

 

帰りは寒河江SAでだだっ茶豆のアイスをいただきました。

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まず、だだっ茶豆は山形県鶴岡で作られている枝豆のことです。

「じんだん」はずんだの別名です。

地域ごとに呼び名が変わるということで、

つまり私の大好きなずんだのアイスでございます。

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豆の味がしっかりあって美味しかったですよ。

だだっ茶豆は味が濃いかもね。

 

 

 

 

慈雲尊者の仏法

今日からNHKラジオ第2で「慈雲尊者の仏法」が始まったので拝聴いたしました。

実は夏頃に興味があって本を買っていたんです。

そしたらこの本を書いた方がラジオで分かりやすく解説していただけるとあって、

早速朝から聴いたのでした。

慈雲尊者の『十善法語』を読む: -現代語訳と解説-

慈雲尊者の『十善法語』を読む: -現代語訳と解説-

 

今日は慈雲尊者の生い立ちのお話でしたが、

次回からはこの十善法後についてお話していただけるようです。

この慈雲尊者という方は江戸時代中期に大阪で生まれ、

真言宗の僧侶となりましたが、原点は釈尊の教えだということです。

だから釈尊が説いた十善戒をわかりやす法話にしたこの「十善法語」が代表的な著書となるわけですね。

他にもサンスクリット語の研究家としても、海外から評価されるほど優れていたそうです。

今回のお話で心に響いたのが慈雲尊者のお母様が、非常に見識のある方だったということが残されている手紙からわかるという事でした。

ですからこの慈雲尊者の活躍の陰には、お母様の影響が少なからずあるのだということですね。

子は親の姿を見て育ちますから、見られても恥ずかしくない生き方をしないといけないなぁ〜とあらためて思いました。

 

 

レポートをスラスラ書くには?

数日前にようやくレポートが完成しました。

実は今取り組んでいる密教学概論は4単位なので、4本レポートを提出しなければなりません。

トータル1万6000文字も!

そのうちの2本がようやく書けました。

当初は9月中に終える予定でしたが、やはり無理でしたね〜。

 

さて、次のレポートに取り掛かるのですが、私のやり方としては最初にテキストと参考文献をサラリと読みます。

そうするとなんとなくテーマがひらめくんです。

課題として出されているものは、だいたい抽象的だったり、範囲が広かったりするので、

自分でテーマをある程度絞ったほうがまとめやすくなります。

テーマがひらめくと、どういう風に話を進めていくかを決めていきます。

例えば、○○は△△っていうことなんじゃないかなーなんて漠然と考えたとするとします。

このへんは通勤中のボーッとしている時間なんかに考えるんですけど、ここまで考えておけばもう半分できたようなものです。

考えがまとまっていれば、文章にまとめていくのは早いです。

自分の考えてだけ述べても説得力がないので、似たようなことを書いている文章を探して引用したり、

参考にしたりしていくと字数が稼げます。

引用したい文章はワードなどのレポート原稿ファイルに書いておけば、あとから移動するのも簡単ですし、

自分の考えも思いついたときにここにメモっておくとさらに便利です。

 

とはいえ、なかなかひらめかないときはあります。

そういう時は捻り出すしかないのですが、基本はいろんな本を読んでみることですね。

あと息抜きのテレビや関係ないところからもヒントがあるので、

頭の片隅にはやるべきレポートのことが常にある状態にしておくといいのかもしれませんね。

実質的にこの頭の中での作業に時間がかかりますね。

 

そういうわけで、今は空海の思想の特徴を深く理解するためにいろいろ読んでいる段階です。

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空海の思想といえば「十巻章」といって、

『菩提心論』一巻、

『顕密二教論』二巻、

『秘蔵宝鑰』三巻、『即身成仏義』一巻、

『声字実相義』一巻、

『吽字義』一巻、

『般若心経秘鍵』一巻

なのですが、他に空海が影響を受けている

『釈摩訶衍論』や『大日経疏』なども含めると、膨大な量に及んでしまいます。

ですからレポートにまとめるならこの中のどの角度から攻めて行こうかなとなるわけですよね〜。

自分の興味が強いところは話もどんどん進めることができるので、

意図的にそこに寄せていくのもテクニックですよね。

まだまだ自由自在に論じられませんので、

レポートをたくさん書いて、論文もスラスラ進められるといいなーと今はまだ人ごとです。

 

 

 

瑞巌寺と円通院をぶらり

今日は朝から曇り模様ですが雨は降らなさそうだったので松島にある瑞巌寺まで行ってきました。

瑞巌寺も先日行った毛越寺と中尊寺と同じように慈覚大師円仁が開創しましたが、初めは名前は天台宗延福寺だったそうです。鎌倉時代に円福寺となり、江戸時代には伊達政宗公が参入してきて豪華になっていったんですね〜。贅を尽くしたと言いましょうか。瑞巌寺という名前も政宗公の意向が反映されたとのことです。こちらの宝物館には仏像はあまりなくてちょっと残念でしたが、政宗公関係の資料などはいろいろ勉強になりました。政宗公の娘、五郎八姫、いろはひめと読むんですね。何でも結婚して15年めにしてできた子だったので、男児の名前しか用意していなかったそうです。生まれてきたのは女児だったけどそのまま使ったとかって面白いですね。

この姫は家康の六男忠輝の正室になったものの、忠輝が改易したので出戻りで出家し天麟院として晩年を過ごしたそうです。昔の偉い方の身内にあたる女性って、このように出家すること多いですよね。瑞巌寺の近くには天麟院という寺院があり、奥の方に五郎八姫の御霊廟がありました。

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さて本堂はとにかく豪華です。唐戸や欄間には総透かし彫りの彫刻が施され、金ピカの襖絵がたくさんあって目の保養になりました。

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写真撮影は禁止なので拝借しましたが、こんな感じです。

 

海のほうには五大堂があります。五大明王像を安置したのでそう呼ぶようになったそうです。なんでも坂上田村麻呂が東北遠征時に造ったということです。今建っているのは政宗公が再建したものです。

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このように小さい島に建物があるんですけど、よく建てましたよね〜。

 

何気に瑞巌寺のとなりにある円通院のお庭が立派でビックリしました。

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これは松島湾に実在する七福神の島を表しているそうです。

 

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一面苔の絨毯なんですよ!

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なんと墓地の近くにはバラ園がありました。ここだけイングリッシュガーデンみたいな雰囲気です。

これは支倉常長がローマから持ち込んだとのことですよ。

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きっと僧侶の方々が薔薇の世話をしてるんでしょうね。ステキです。

きっと季節ごとにいろんな花が咲くんでしょうね。また春とかに来てみようと思います。

なんか今日はこのお庭に一番感動しました。

 

そして最後にまたずんだ餅を食べてしまいました。やっぱりずんだ最高。

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学習支援

ブログ更新が滞っている間にも、実はこの前投函した4つのうちの2つのレポートの評価と試験課題が送られてきました。

評価はどちらも良でした。まぁ最初なのでこんなものでしょう。とりあえず通ったのでよかったです。が、新たにまた課題を提出しなければなりません。これを出せば単位をゲットできるハズです。締め切りはまだ先だし、最初の課題の半分の文字数だから何とかなるハズです!

それよりも問題は密教学概論がさっぱり進んでいないことです。忙しいのを言い訳にしていましたが、実はさっぱりよく分からなくて、半分放置してしまいました。テキストがまたチンプンカンプンでして、10回くらい読んだんでもやっぱりよく分かりませんでした。

これまでにも関連のある本を読んできたつもりでしたけど、概要だけしかとらえていなかったのだとなぁと思いました。初期仏教から大乗仏教、そして密教への展開を丁寧に読み込んで、ようやく本質にたどり着けたように思いましたがそれでもやっぱり難しいです。

ところがつい先日、過去の学習支援の動画を視聴することができてそれを何気なく見ていたら、ハッとするくらいよく理解できてびっくりしてしまいました。直接先生から聴いた方がわかる場合もあるんですね~。ある意味これが密教的伝授方法なのかもしれません。要するに師匠である方から直接教えられることで(実際直接ではないのですが)初めて理解できる内容もあるし、それには受けるほうもある程度の知識がないと理解できないということです。

1人で勉強することが多い通信の弱点もあるわけですけど、とにかくヒントを得られたので書けそうな気がしてみました。

さて先ほどの学習支援ですが、当初は10月に東京で行われる予定の会に参加するつもりでいましたが、コロナのせいで中止です。でも今年の動画配信を10月26日にしてくれることになりました。過去の学習支援会のお話も聴けたので、逆に得した気分です。実際役に立ちましたしね。

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このようにGoogle ドライブで過去の動画ファイルを共有することができました。

まだ全部視聴していないのですが、論文やレポートの書き方のお話もあるようなので今後の参考になりそうです。

 

毛越寺と中尊寺へ行って来ました

久々のブログ更新となってしまいました。

実は仕事のほうが忙しくて家にまで持ち込み、レポート課題もできずという状態でした。

それがようやく落ち着いたので昨日は気分転換を兼ねて平泉までドライブして来ました!

平泉といえば毛越寺と中尊寺ですよね。

私も何回か行ったことありましたが、仏教を勉強するようなってからは初めてです。

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ちょうど萩まつり期間中でしたが、だいぶお花が散っていてもう終盤という感じでした。

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この本堂には御本尊の薬師如来がおりました。

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毛越寺といえばこの浄土庭園が素晴らしいのですが、ここをぐるりと1周していきます。

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途中に開山堂があり、開山された慈覚大師円仁が祀られています。旅をしていた円仁が白い鹿に導かれてたどり着いたという伝説があるそうです。それにしてもよく歩いてきたなと思います。Google mapでみたら比叡山延暦寺から毛越寺までは寝ずに歩けば7日くらいかかりますよ。休憩を挟めば倍はかかるんじゃないでしょうか〜。ちなみに中尊寺や山形の立石寺も円仁が建立したらしいので、いかに天台宗を広めようと頑張っていたのかがよくわかります。

 

毛越寺から3kmくらいに中尊寺があります。

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こちらの本尊は丈六の釈迦如来坐像です。平泉観光協会のブログから拝借した写真ですが、このような立派な如来でした。

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そして中尊寺といえば有名なのが金色堂です。

この金色堂も何回見てもそのキンピカ具合に相当圧倒されますよ。

こちらも中尊寺のHPから写真を拝借しました。

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中央の阿弥陀如来の両脇に観音菩薩、勢至菩薩がいて、さらに六体の地蔵菩薩、持国天、増長天が取り囲む構成になっています。装飾品なども素晴らしく、これも藤原三代の清衡、基衡、秀衡のおかげです。

 

さて毛越寺と中尊寺でいただける御朱印を一気に〜。

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毛越寺で購入したこの御朱印帳がかなり素敵です。

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ブラブラしてたらもうお昼だったので、もち・そばセットをいただきました。

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食べる前は結構ヘビーそうに見えたのですが、あら不思議、ペロリといけちゃいました。

お餅がつきたてでとっても美味しかったです。

味はしょうが、ずんだ、ごまでした。

私は特にずんだが大好きなので、次に来たときはずんだを多めに食べようと思います。

 

これからまたレポートを頑張りますぞ〜!