レポートをスラスラ書くには?
数日前にようやくレポートが完成しました。
実は今取り組んでいる密教学概論は4単位なので、4本レポートを提出しなければなりません。
トータル1万6000文字も!
そのうちの2本がようやく書けました。
当初は9月中に終える予定でしたが、やはり無理でしたね〜。
さて、次のレポートに取り掛かるのですが、私のやり方としては最初にテキストと参考文献をサラリと読みます。
そうするとなんとなくテーマがひらめくんです。
課題として出されているものは、だいたい抽象的だったり、範囲が広かったりするので、
自分でテーマをある程度絞ったほうがまとめやすくなります。
テーマがひらめくと、どういう風に話を進めていくかを決めていきます。
例えば、○○は△△っていうことなんじゃないかなーなんて漠然と考えたとするとします。
このへんは通勤中のボーッとしている時間なんかに考えるんですけど、ここまで考えておけばもう半分できたようなものです。
考えがまとまっていれば、文章にまとめていくのは早いです。
自分の考えてだけ述べても説得力がないので、似たようなことを書いている文章を探して引用したり、
参考にしたりしていくと字数が稼げます。
引用したい文章はワードなどのレポート原稿ファイルに書いておけば、あとから移動するのも簡単ですし、
自分の考えも思いついたときにここにメモっておくとさらに便利です。
とはいえ、なかなかひらめかないときはあります。
そういう時は捻り出すしかないのですが、基本はいろんな本を読んでみることですね。
あと息抜きのテレビや関係ないところからもヒントがあるので、
頭の片隅にはやるべきレポートのことが常にある状態にしておくといいのかもしれませんね。
実質的にこの頭の中での作業に時間がかかりますね。
そういうわけで、今は空海の思想の特徴を深く理解するためにいろいろ読んでいる段階です。
空海の思想といえば「十巻章」といって、
『菩提心論』一巻、
『顕密二教論』二巻、
『秘蔵宝鑰』三巻、『即身成仏義』一巻、
『声字実相義』一巻、
『吽字義』一巻、
『般若心経秘鍵』一巻
なのですが、他に空海が影響を受けている
『釈摩訶衍論』や『大日経疏』なども含めると、膨大な量に及んでしまいます。
ですからレポートにまとめるならこの中のどの角度から攻めて行こうかなとなるわけですよね〜。
自分の興味が強いところは話もどんどん進めることができるので、
意図的にそこに寄せていくのもテクニックですよね。
まだまだ自由自在に論じられませんので、
レポートをたくさん書いて、論文もスラスラ進められるといいなーと今はまだ人ごとです。