少子高齢社会を生き抜くオバサンの勉強日記

2020年4月から通信制大学院で勉強してます!

グッド・ドクター

新しいドラマ、録画してたのでさっそく観ました。

主人公は自閉スペクトラム症の小児外科医だって。

しかもサヴァンもあるのですね。

そうじゃないとドラマにならないかー。

仕草がいかにも変わってる人っていう感じで、

視聴した人が自閉スペクトラム症はみんなこんな感じなんだーと思いそうだね。

でもストーリーは面白いし、山崎賢人さんはトドメのキスの時とガラリと変えてきてまた見ます。

 

 

 

目標ができたとたんに張り切る息子

うちの息子、最近ニンテンドーSWITCHが欲しくて欲しくてたまらない。

友達の所有率も高いらしく、

ゲームが得意が売りの息子にとってはだいぶ出遅れ感があるようです。

私も前からきちんと私との約束(学校から帰ったらすぐ勉強をすること)を守れば買ってあげると言ってましたが、とにかく守れないのですよヤツは。

しかしどーしても欲しくなってきたのか、先週の金曜日からやたらテキパキ感をアピールし始めました。

勉強はもちろんやり終え、次の日に着る服の用意、テーブル上の片づけ、カーペットのごみをコロコロで取るなどです。

これを1週間やったら買って欲しいと言ってきました。

何より私が驚いたのは、今までグータラしていたのに実はこんなにできるんじゃないの~!ということです。

いつまで続けられるかは分かりませんが頑張ってほしいものです。

 

親子でポケモンGOにはまってます

最近の休日の過ごし方は親子でポケモンGOです。

最初は子供だけはまっていて、私は付き添いで(私のipadとwifiを使っているので)一緒にウロウロしていたのです。

そしたら一日に10kmも歩くんですよね。

私はもともと歩くのが好きなので全く苦にはならず、毎週歩けるのはいいなー的な感じです。

ただぶらぶらしてるのも何なので私もポケモンをゲットしているうちにはまってしまいました。

子どもも今までは家でゲームしてたので運動不足だったのが、やはりゲームをやりながらとはいえ楽しんで運動できるのはなかなか良いです。

子どもって漢字などは覚えが悪いのに、ポケモンの名前とかはやたら詳しいですよね。

DSやWiiUのゲームでも得意のがあって、それのおかげかゲーム友達もたくさんいるようです。

この前びっくりしたのは、ゲームの中で時間と場所の待ち合わせをして友達とオンラインで遊んでいたことです。

誰かの家に集まらなくても遊べるなんてすごい時代になったものです。

 

 

自閉症スペクトラムとあれを勘違い

発達外来でドクターから診断名を聞いたとき、私は凄く恐ろしい感じがしました。「これはまずいことになったぞ」と。初めて聞いたはずなのになんでだろう?とずっと考えていてようやく判明したんです。

私は昔からホラーとかオカルトとかの本とか映画が好きでよく観てましたが、そのなかで耳にした「エクトプラズム」と混同していたんです。

口から白い煙見たいのが出る心霊現象と!

それで咄嗟に恐怖を感じたんですね〜。

アホだった、マジで。

最近朝は寒いので口から白い息を吐いているのを見て判明しました。

 

心理学に興味をもった理由

息子君、11歳。小学5年生です。まずは生い立ちを。

 

1歳児健診とか3歳児健診とか、特に何も問題なし。

保育所にいるときに言われたことは「よく一人で遊んでます」でも友達から誘われたときには一緒に遊ぶことはふつうにできました。特におかしいと思ったことはなし。

あ、保育所を2回ほど脱走したことがありました。

1回目は、うんちをしたかったけど家が近くだったのでつい走って家まで行ってしまったようです。

ちょうど家(アパート)には誰もいなくて鍵もかかっていたため、家のドアの前でうんちをしてしまいまして、その後帰ってきた私はびっくりしたわけですよ。家の前にうんちがあったので。駐車場であそんでいた息子を発見して問い詰めると「犬がやった」と言いました。すでに保育所から連絡をもらっていた私は息子のお尻を確認しましたら、ドアの前のものと同じ形態の物を見てだいぶ叱りましたね~。

2回目は別の保育所でしたが、夫が車で迎えに行くと息子はふざけて夫に見つからないようにかくれんぼをしているうちに、先に歩いて家の方に帰ろうとしたようです。が、前回とは違って家がちょっと遠いのでかなり大騒ぎになりました。保育所の先生も一緒になって捜索したら家の近くの自動車販売店の駐車場にいたところを発見しました。

この頃から前兆があったのでしょうか。

 

 

さて小学校に入学。最初は始業のベルがなっても教室に戻ってこない、隣の教室でいつまでも遊んでいる、授業が始まっても準備ができない、授業参観があると後ろにある私の方をず~っと見ているなんてことがありました。「かなり落ち着かないですね、でも勉強は頑張ってますよ」と言われました。でも秋ころにはすっかり学校生活にも慣れて落ち着いて授業を受けていたようです。家でも毎日宿題を熱心にしていたし、一人で留守番もできました。

 

小学校3年生のときに入院しました。食事制限やら親と離れるなどのストレスがたまったせいか、急に病院で暴れてしまいました。退院してからも家で夜におしゃべりが止まらなくて寝るのが遅くなったり、やたらとジャンプしたり。学校では授業中にうろうろしたり、床で眠ったりなどの行動が目立ってきたために先生と面談を何回かしました。

発達外来を受診して『自閉症スペクトラム』の診断を受けました。

発達障害と言われても、ただのストレスからきたものなんじゃないかと思っていたのでなかなか納得できませんでした。

確かに指示がないとうまくできないこともありますけど、ちゃんと空気読めるし、人の顔をうかがって行動するし。

落ち着きがないので病院で薬を処方されましたが、それを飲むと眠気が強くなってますます学校で寝てしまうため2週間くらいで中止になりました。

発達支援センターにも相談し、学校と家族とセンターの職員とで今後どのように支援していくか話し合いました。学校には支援学級もありましたがとりあえずまだそちらには行かず普通学級で頑張っていこうということになりました。

担任の先生だけでは大変なので補助員の先生を増員する申請をしますと言われました。

そんなこんなでなんとか学校の先生に助けられながら5年生も終わりのところまできています。

小さい時にはあんまり分かりませんでしたが、息子の友達の成長を間近に見ていると、うちのはやっぱり発達が遅れているのかなぁと感じることもしばしばあります。

冬休み後に息子の友達に会った時には「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」と言われてびっくりしました。うちのも外では言えてるのかな~、いや無理だよな~。

 

ここまで話が長くなりましたが、こういう経験をしてとくに人間の発達や教育に興味を持ったのです。どうやったら自立した大人になるのか、親がいなくなっても生きていけるようになるにはどうすればよいのか。それからもちろん発達は子どもだけではなく、自分のような大人でも高齢者でも関係があります。自分はこんな経験をしたおかげで今まで考えもしなかったことに興味がわき、自分自身の成長・発達にもつながっているのです。すごいですよね。

ということで続けられるだけ続けていきたいです。