少子高齢社会を生き抜くオバサンの勉強日記

2020年4月から通信制大学院で勉強してます!

年の初めに思ったこと

今年の正月は、うちの相方が仕事でしたので昨日ようやくみんな揃って初詣に行ってきました。

 

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今年は金蛇水神社です。水の神様で、御神体は巳(金蛇)です。

もう4日目になるというのに激混みでした。AIの時代だというのに、まだまだ神様への想いは熱いのだなぁ〜と実感した次第です。

 

日本は元々自然信仰がメインで、そこに仏教の良いところも入れてしまえ〜と柔軟に他国の文化を取り入れてきましたよね。もちろん現在も、クリスマスやヴァレンタインディなんかもすっかりお馴染みですし、一方で七五三をやったり、お盆、節分、お彼岸、除夜の鐘などは年中行事として組み込まれています。このように考えてみると日本の文化ってホントに面白いですよね。新しい行事もいろいろありますけど、千年以上も前から続いている行事もあるなんて世界に誇れる立派な文化だなと思います。

 

若い頃はこんなこと考えもせずにいましたが、子を持つ身となってからは毎年いろんな行事をやるようにして、できるだけ伝えていくことも意識するようになりました。それでも昔、自分の親がやっていたような豪華なおせち料理を作ったり、餅つき(うちは餅つき機でした)をしたりなんてことは全然できていません。たぶん、うちの息子はおせち料理やお餅は店で買うものだと思っているし、必ず食べなくてもいいと思って大人になるかもです。私みたいな親がたくさんいると、確実に日本の文化は廃れていってしまいますね。

 

毎年こんなことを考えて、一人危機感を感じている私はおかしいのか?だったら頑張ってやればという話ですね。伝統を引き継いでいくというのは、強い信念がないと無理なのでしょう。とはいえ私一人が日本の未来を背負って立つ必要はないのです。ではどうすればいいのか。たくさんの人が日本の文化に興味を持ち、自分のできる範囲内でできることを続けていくのがよいのでは〜と思います。

 

初詣のときにちょっとびっくりしたのは、うちの息子、普段は適当なくせに正式なお参りの仕方を教えて欲しいと言ってきました。教えた通りにやった後もきちんとできたか心配しておりました。どうやら神様の存在は信じており、キチンとやらないと願いが叶わないと思っていたのです。たぶんこれは、息子が小さい時から悪いことをしたら神様が必ず見ていて、バチが当たるよと言ってきたことが浸透しているのでしょう。しつけという名の洗脳ですね。

まぁ〜私も仏教の勉強を通じて、日本の慣習の意味や言い伝えなどを知る機会も増えたので、鬱陶しいと言われようと必要なことは語っていきたいと年の初めに思いました。