興福寺と高野山から
今年の年末は例年よりも何故か忙しいです。
まさに師走ですね。
コロナのせいで好きなアーティストさん達の配信ライブやらがこの時期にヒジョ〜に多い!
そのため出費も多いのですが、
自宅で楽しめるのはありがたいことです。
ところで昨日は興福寺と高野山から封書が届いてました。
実は今年はコロナで外出もできない状況の中でも
何かに属することで心穏やかに過ごしたいと思い、
興福寺友の会と高野山参与会に入ったのでした。
本来なら実際に足を運びたいところですが、
こうして定期的にお便りを頂けると大変嬉しいものです。
興福寺友の会の封書の中に振り込み用紙が入っていたのですが、
なんとお金を振り込めば(1口三千円)、
新春に護摩祈祷をして頂けるようです。
ちょっとそそられますね〜。
レポートが戻ってきました〜
今日家に帰ってきたら
前に提出したレポートが帰ってきてました。
恐る恐る開封してみると〜
優を4つ、頂きました〜
今回の先生には、文章のおかしな所も細かく指摘していただいたので、
次回からのレポート作成に活かせそうです。
大変勉強になりますね。
今年度最後
密教入門のレポートの2本目も書き終わりました〜!
4103文字〜!これで許しておくれ〜!
とりあえず嬉しい〜!
レポートの提出締め切りが12月15日なので、これが最後となります。
あとは試験レポートが送られてきますので、3月までに提出すればめでたく単位を頂けるはずです!
手元にある試験レポートは一つのみです。
あとはいつ届くかしらね〜?
まだ時間はあるので気長に待つとしましょう。
さっさと試験レポートを書いて、来年度に向けて準備しようと思います。
実は昨日、職場で嫌なことがあり少し病んでいましたが、
CHOYAの梅酒を飲みながらレポートを書いていたらすっかり回復してました。
基本的にお酒は弱いのであまり飲みませんが、
このくらいの梅酒なら2、3本は大丈夫です。
さらにホラー映画でもみればもっと回復すると思うので、
これからamazon videoに行ってきます。
2021年の論点
確か去年も買ってましたが、
今年も買ってしまいました。
いろいろな分野に渡って、いろいろな方たちが問題提起をして論じておりますので、
私もレポートを書く際に参考になればと思ってます。
ただ、各自が自由に意見を述べている形式ですので、
レポートの参考になる部分はある程度限られてしまいます。
私の場合は接続詞に注目して読んでいますよ。
「とはいえ」、「一方で」、「さらに」「ところが」、「このように」など話題の展開のさせ方が勉強になります。
あとは最後の締めかたですね。
「〜に注視していきたい」、「〜を提起すべきではないだろうか」、「〜と捉えることが重要だ」、
「〜は根本的な解決にはならない」、「〜するまでは終わらない」などです。
私なんかはいつもワンパターンになりがちなので、いろんな締めくくり方を覚えておきたいなぁ〜と思いました。
クリティカル・シンキング
最近急に寒くなりましたね。
この前までは張り切って早起きできていたのに、布団からなかなか出られなくなりました。
今「密教入門」のレポート、2本目に取りかかっています。
ここにきてやっと面白くなってきたという感じです。
何が面白いかというと、弘法大師空海の論のたて方がなかなか強引なところですね。
決してそれが良くないとか言っているのではないですよ〜空海サマ〜(^_^;)
凄すぎて尊敬に値するという意味です。
よくもまぁ、いろんな文献をあちこちから引っ張り出して主張できるなぁと。
それ相当の知識と文才がなければできないことですよね〜。
そして天才的な発想の転換力!
是非とも見習いたいと思いました。
それから文献を読むときに以前よりは客観的な見方ができるようになってきたと思います。
あまり自信をもってはいえませんが、
いろいろ似たようなものを読んでいると、人によっていろんな切り口で言っているんだなぁということが分かったきました。
クリティカルシンキングって言うんですか〜。
できるようになればいいのですが・・・。
文献に書いてあることをすんなり信じずに、疑問の目を持つということですが、
ただ批判するのではなく、解決策まで考えることが大事なのですよ。
まだまだ人の書いたものにイチャモンをつけるレベルではありませんが、
違いが分かるオバちゃんにはなりたいですね。
来年のカレンダー
コロナ禍は第3波に突入し、これから寒さが厳しくなれば益々感染者が増えますね。
職場でも思いっきり換気をしてるんですが、寒くて仕事どころではない状況です。
早くワクチンをうてるようになるといいのですが・・・。
そんなこんなで今年は季節の移り変わりや、自然の移ろいなどには例年よりも敏感になりました。
歳のせいかもしれません。
でも昔の人のようにもっと自然の変化に目を向けて、生活を豊かにするのもいいかな〜と思うようなりました。
そこで来年用のカレンダーはこのようなものを買ってみました。
この歳時記カレンダー、季節にまつわる絵や豆知識などが載っていて、ホントに楽しいです。
1月15日ー「雉始雊」は雄のキジが雌を求めて鳴く頃
のように書いてあります。
ちょっと気になって調べてみると、キジは日本の国鳥なのですね。
昔から生息していて、鶏肉といえばキジ肉というほど食されてもいたそうです。
ですから野生のキジがこの時期に発情してよくでかい声で鳴いていたのでしょうね〜。
これが別の鳥だったらこの歳時記も変わってくるなーと考えると
また面白いですね。
慈雲尊者の仏法ー2回目ー
NHK宗教の時間 「慈雲尊者の仏法」の2回目を聴きました。
この前の日曜日の朝に聴くはずが、ついつい聴きそびれてしまいました。
さて、今回のテーマは「いのちと平等」についてでした。
慈雲尊者といえば、十の善行為の説法です。
もともとは釈尊が説き明かした十善戒をこれこそが人の道だと確信して、
多くの人々に分かりやすく説いたのです。
多くの高僧は独自の解釈で仏教の教えを世に伝えているのですが、
この方は基本に忠実に戻ったというところが特徴なんですね。
「十善戒」
<身業>
①慈悲・不殺生戒(憐れみと慈しみの心を持ち、命のあるものを殺さない)
②高行・不偸盗戒(身を慎んで、与えられないものは取らない)
③貞潔・不邪婬戒(身を清らかに保ち、邪な性的関係を結ばない)
<口業>
④正直・不妄語戒(心が正しく真っすぐで、嘘を言わない)
⑤尊重・不綺語戒(敬意の心があり、飾った言葉、戯れの言葉を言わない)
⑥柔語・不悪口戒(やさしい言葉を遣い、乱暴な言葉で他人を罵らない)
⑦交友・不両舌戒(交わりを大切にして、二枚舌を使わない)
<意業>
⑧知足・不貪欲戒(すでに足りていることを知り、貪らないこと)
⑨忍辱・不瞋恚戒(耐え忍んで、むやみに怒らないこと)
⑩正智・不邪見戒(正しい知恵をはたらかせ、道理に反した見解を持たないこと)
こうして改めて十善戒を読むと、
人としては当然大事なことではあるのですが、
わかっていても道を踏み外してしまうのもまた人のサガなのでしょうね。
私なんかも職場では⑤⑥あたりはさっぱりですし、家でなんかもっとひどいかもしれませn(T . T)
それでもこうして、我が身を振り返る機会があることは良いですよね。
今回はおもに①についての講義でした。
十善戒の中でもいのちの尊さについてはもっとも大事な戒というわけです。
このいのちを大切にするという背景には、
平等観が重要なのだということが一番響きました。
慈雲尊者のことばです。
「平等ということを山を崩し谷を填みて一様にすることのように思うは、愚癡の至りじゃ。窮屈過ぎたことじゃ」
「谷は山の高きを羨まず、谷にして足る。山は谷の深きを羨まず、山にして足る」
要するに相手を自分の価値観に当てはめて判断するのは心が狭い、ありままの姿、個性を認めることが平等じゃ〜ということなんですね。
仏教の場合、相手より優っているとか、劣っているとか考えていること自体が煩悩になりますから、いつまでも涅槃の境地に達することができませんね。
私の場合、煩悩のかたまりですので定期的に読んで戒めたいと思います。